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2005年10月07日

ワールドシリーズ

アメリカンリーグ東地区は予想通りNYが有利で、最終戦3戦中1勝で優勝した。 もうひとつ勝てば地元から地区シリーズがスタートだったが、残念ながら敵地からとなり、6時間の飛行機移動で1勝1負の成績。 明日から地元で2戦続くから、ここで決まると予想する。シーズン中と同じように今年は楽には勝てないが、 緊張感が続くのでワールドシリーズまで駒を進めるだろう。個人的には日曜日しかテレビ観戦できないのが残念。

同じくアメリカンリーグのもうひとつの地区シリーズは、井口の活躍でホワイトソックスが2連勝で王手をかけているが、 BOSは打ち出すと止まらないチームだから、投手の出来如何で・・・逆転も十分考えられる。5分5分と見ている。

一方、ナショナルリーグは圧倒的なチーム力でカージナルスが連覇するだろう。余程の事がない限り、 投手力もあり細かい攻撃力もあるから勝つと思われる。

短期決戦だが、やはり投手力・守りが一番のポイントになってくる。もちろん点を取れないと勝てないが。今年は、 総合力ではカージナルスに軍配が上がる。カージナルスが負けるとすれば、予想以上に点を取られた場合だろう、昨年のBOSのように。 NYはキーマンの松井が打たなければかなり苦しい状況になりそうだ。

テレビで生中継を見る機会がほとんどないが、MLBのWEBサイトで結果を見るのが楽しにしている。

2005年09月21日

NYとBOS、どちらが勝つのか

MLBアメリカンリーグの東地区がNY(ニューヨークヤンキース)とBOS(ボストンレッドソックス)の激戦となっている。 元々伝統ある因縁の激しいライバル関係だが、今日時点でBOSがわずか0.5ゲーム差の首位でNYが2位。 残り試合がNYが12試合でBOSが11試合。

商売上手なMLBは最終戦に強敵同士が試合するようなスケジュールを作っていて、この2チームは最終3連戦に顔を合わせる。 最終戦前に4ゲーム差以上なら消化試合になるが、3ゲーム差以内なら最終戦で決着が付く(他にワイルドカードもあるけど)。 その場合の地区優勝の行方はどうなるか・・・以下のようになると思われる。(注:MLBでは日本のような引分けはない)

(1)NY 3ゲーム差首位 1試合でも勝てば優勝 3敗の場合優勝できない
(2)NY 2ゲーム差首位 1試合でも勝てば優勝 3敗の場合優勝できない
(3)NY 1ゲーム差首位 1試合でも勝てば優勝 3敗の場合優勝できない
(4)NY 0ゲーム差首位 2試合以上勝てば優勝 2敗以上の場合優勝できない
(5)NY 1ゲーム差2位 2試合以上勝てば優勝 2敗以上の場合優勝できない
(6)NY 2ゲーム差2位 3試合全部勝てば優勝 1敗でもしたら優勝できない
(7)NY 3ゲーム差2位 3試合全部勝てば優勝 1敗でもしたら優勝できない

(1)BOS 3ゲーム差首位 1試合でも勝てば優勝 3敗の場合優勝できない
(2)BOS 2ゲーム差首位 1試合でも勝てば優勝 3敗の場合優勝できない
(3)BOS 1ゲーム差首位 2試合以上勝てば優勝 2敗以上の場合優勝できない
(4)BOS 0ゲーム差首位 2試合以上勝てば優勝 2敗以上の場合優勝できない
(5)BOS 1ゲーム差2位 3試合全部勝てば優勝 1敗でもしたら優勝できない
(6)BOS 2ゲーム差2位 3試合全部勝てば優勝 1敗でもしたら優勝できない
(7)BOS 3ゲーム差2位 3試合全部勝てば優勝 1敗でもしたら優勝できない

同率首位の場合、お互いの対戦成績の良いほうが優勝となるが、ここまでNYが9勝、BOSが7勝・・・ここがポイントになる。 NYの方がやや有利(1ゲーム差の場合の違い)。NYの場合、 直前で3ゲーム差首位も2ゲーム差首位も1ゲーム差首位も優勝への条件は同じになるからだ(同率首位の要素が入ってくるから)。

ワイルドカードは消化試合を少なくする為と、強いチームがいる地区で勝率が高いチームの救済する目的で作られたらしいが、 要するに地区優勝チームを除いてリーグでもっとも勝率が良かったチームのプレーオフに出場できる制度となっている。 混戦になると地区優勝とワイルドカードが組合わさり、最後の最後までもつれる結果となる。消化試合が少ないわけだ。日本のプロ野球では、 消化試合が多くて興味が薄れるケースが多いので一考する価値はあるかもしれない(真似をする必要はないが、 独自のアイデアは考えたほうが面白いと思う)。

追記:9/30現在、アメリカンリーグ中部地区のインデアンスがNYと1ゲーム差しかなく、BOSも1ゲーム差、 ワイルドカードの規定が加わるため・・・・NYが3試合で1勝2敗のケースで、 3チームが同率で並ぶ場合は非常に変則的なものになり、2段階に分けてワンゲーム・プレーオフが行われます。 まずヤンキースとレッドソックスがヤンキー・スタジアムで試合を行い、勝者が東地区優勝でプレーオフ進出決定。 負けたチームは今度はインディアンスと戦い、勝者がワイルドカードを獲得する・・・・非常に珍しいケースも起こりえる可能性があります。 インデアンスの頑張りが複雑さに拍車をかけた状態です。

2005年08月19日

カージナルス・田口の矜持

元オリックスの田口壮は2002年にメジャーを目指して渡米。現在セントルイス・カージナルスの外野手として活躍している。 イチローとの鉄壁の守りを知っている人間なら、あちらに行ったら即メジャーデビューと思っていた。

ところが打撃のパワー不足からなのか(守備では文句のつけようが無いのだが)、マイナー(メンフィスにある3Aのレッドバーズ) からのスタートになった。マイナーとメジャーでは待遇などが大違い。普通ならガックリして本来の力も発揮できず日本に戻る・・・ というケースが考えられるが、彼は日本で培った野球の矜持を貫き通して這い上がった。

途中2Aの試合にも出場したり、将来の有望選手が通ると言われているアリゾナフォールリーグにも参加していた。必ず上がれる、 そういう自信と希望を捨てない努力が実を結んだのだろう。昨年はワールドシリーズにも登場しヒットを放った。

http://www.taguchiso.com/
(田口壮オフィシャルページ)

彼のページに日記が書かれている(数日分以外は見れなくなるが)。過去から日記はほぼ全部読んできたが、不屈の闘志と誠実な人柄、 意外にユーモアのセンスが感じられる面白い日記だ。過去の日記は何苦楚日記 (なにくそにっき)として出版もされている。

その彼が今年は4年目、控え選手だったのが主力選手の故障などでかなりの試合先発で出場するようになった。しかも好成績(今日現在、 打率3割6厘)。数字に表れない守備の貢献度は非常に高く、 攻撃走塁の小技も冴えているので対戦相手の投手にかなりのプレッシャーを与えていて、この点でも貢献度は非常に高い。

1ケ月しか通訳がつかなかったお陰なのか、英語力もドンドン向上しているようだ。

http://video.msn.com/video/p.htm?t=1&p=Fox%20Sports_Top%20News&m=Sports&mi=Baseball%20News&i=9e037ac4-e0ac-4fad-963a-b7bf478c9210&rf=

↑IEでしか見られないけど、ヒーローインタビューが動画で見れる。36歳だけど、まだまだやれるしレギュラーも夢ではない。

2005年08月14日

動体視力とWhiffle ball

動体視力とWhiffle ball

MLBの主力選手の一部が動体視力の向上を目的としてトレーニングをしているという記事を読んだことがある。たしか、軟式テニスボールのような球を 機械がランダムに猛スピードで発射して、それをキャッチするような内容だったと思うが。野球のバッターの場合、この動体視力の優劣が一瞬のボールの位置と スピードを判断を分けると思われるが、一流選手はこの動体視力が優れてなければならないようだ。

一瞬の判断と言うが、どのくらいの一瞬か(笑)・・・通説によれば1/500秒とか。私などは1/10秒でも無理と思うが、本当に一瞬だ。写真の高 速シャッターに入る範疇かもしれない。瞬きなどできない・・・素人なら150Kの速球が体に向かってきたら、絶対に避けられない・・・確実に天国行きだろ う。ノーコンの投手に対して、素人がバッターボックスに立つことは死を意味するでしょう(怖)。

それと関連があるかどうか知りませんが、MLBのページに 「Whiffle ball」 で練習(あるいは遊んでいる?)している動画がありました。Whiffleとは、ふわふわしたとか、木の葉のように揺れるとかの意味がありますが、この ボールはとても変化しやすいボールで、飛びにくいボールのようで、変化球を打つ練習には良いのかも。狭い場所でも使えそう。これなら私でも死なずにMLB 選手の球を打てるかも(やっぱ、打てないだろうなあ)。

http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/mlb/video/twib/index.jsp
(This Week in Baseball:上記ページの JULY 2, 2005号の3つ目の動画)

日本のWEBページで検索したら、ほとんどヒットしなかったので、本邦では流行ってないのかもしれない。もし流行っていたら・・・教えてください。

2005年08月03日

スタッテンアイランド・ヤンキース&松井

マイナーリーグには3A、2A、1A(ハイ、ロー、ショートシーズンの3種類)、そしてルーキーがあります・・・・ マイナー以外に独立リーグというのもありますが(元巨人にいたクロマティが監督するサムライベアーズが有名?)。スタッテンアイランド・ ヤンキースはその名前の通りヤンキース傘下の1Aショートシーズンのチームです。ヤンキース傘下と言っても独立採算制。1Aと言えども、 将来メジャーの選手になるケースも有り、若い選手の育成の場と言った方が良いでしょう。

スタッテンアイランド・ヤンキースを何故知っているかと言えば・・・チームの日本語のWEBサイトがあるからです。

http://www.siyanks.jp/

チームに日本人スタッフ( グループセールスマネージャー )の白井孝明さんがいて、日本人向けに日本語ページを作っておられます。 スタッテンアイランド・ヤンキースが使用しているホーム球場は、 サイトの紹介によれば

「リッチモンド カウンティー バンク ボールパーク@セイントジョージはニューヨーク湾沿いに位置し、 多くのファンから全米でまたは世界でも一番すばらしい景観が望むボールークだと言われる。ボールパークでは座った状態で自由の女神、 マンハッタン摩天楼、ニューヨーク湾、そしてニュージャージー州が外野フェンスのすぐ向こう側に見える。」

と言うほどで、非常に景観の良い球場のようで、実際衛星画像で眺めると

http://maps.google.com/maps?q=newyork&ll=40.644202,-74.074459&sll=37.062500,-95.677068&spn=0.005978,0.008460&sspn=53.035373,64.599609&t=k&num=5&start=0&hl=ja
(スタッテンアイランドの野球場の衛星画像)

NY湾に面した絶景のロケーションのようです。ここで先月(7月25日)「ジャパニーズ祭り」のイベントがあり、 NYヤンキースの松井選手が始球式を行って盛況だったとか。同じ時期にスタッテンアイランドで 「松井秀喜・インターナショナルフレンドシッププログラム」 が行われ、 松井選手の出身地の石川県にある金沢リトルリーグの子供達19人と、 地元スタッテンアイランドの選抜チームの子供達と交流試合などを行い、お互いの交流を深めたそうです。もちろん松井選手も貴重な休日を、 休む事無く子供たちとの交流を行いました、さすが・・・休まない松井、勤勉な松井!

松井選手の普通のニュースでは得がたい情報は

http://matsui-blog.221616.com/ 松井秀喜NY発信ブログ

こちらのBLOGがお勧めです。

2005年07月29日

MLB 野茂生きのびるか?

タンパベイ・デビルレイズから戦力外通告を受け自由契約になっていた野茂英雄がNY(ニューヨークヤンキース) とマイナー契約を交わした。NYにとっては無駄な出費がなく、交換要員も必要ない、お得な買い物。マイナーの給与月俸24万前後で、 メジャーに上げても戦力にならないと判断したらマイナーに落とせばよいのだから・・・・戦力として効果があれば儲けものと言える。

http://newyork.yankees.mlb.com/NASApp/mlb/news/article.jsp?ymd=20050727&content_id=1147139&vkey=news_nyy&fext=.jsp&c_id=nyy

今年は防御率7点台と不振だったが、守備に足を引っ張られた面もあるから、 コントロールが良くなればまだまだ通用するかもしれない可能性は秘めている。40歳代でもバリバリ現役で投げている投手が結構いるので、 36歳の野茂でも低めへの制御がシビアに出来れば十分対応できるかもしれない。

42歳のロジャー・クレメンスなどは、防御率1点台でトップの成績を示している。 彼のような驚異的な体力を持つモンスターには敵わないと思われるが、ツーシーム、 カッターなどのブレーキングボールがストライクゾーン一杯に決まるようなら・・・。現地での注目度は大きいようだ。

ホワイトソックスの高津投手はトレードが決まらず、そのままホワイトソックスのマイナーに降格した。しかしこちらも昨年の実績から、 秋までに昇格するチャンスはありそうだ。

2005年07月26日

MLB 野茂ついに解雇

タンパベイ・デビルレイズの野茂が解雇された。この場合、解雇と言う言葉は適切ではないと思うが。7月16日に戦力外通告 (ロースター登録から除外)を受け、10日間保有権の放棄を告知するウェーバー(順位の低い球団から順に希望する選手を獲得する)にかけ、 他球団からの獲得申し込みを待っていたが、残念ながら申込みなかった。この結果、野茂はマイナー行きか自由契約(結局は解雇と同等だが) となった。球威不足と年齢から、なかなか移籍先を見つけるのは難しいと思われる。日米で200勝もあげた先駆者だから、 この辺が見切り時かもしれない。

MLBの場合、仕組みとか契約が非常に難解なので、ある程度基礎知識が無いとトレードとか理解するのが難しい。 完全にビジネスライクな世界なので、日本人には馴染めない面も多々あるし、必ずしもMLBは良い手本とも言えないが・・・

言葉も慣れないとちょっと分かりにくい。

■ロースター・・・・保有権登録選手で40名。シーズン開幕から8月まではアクティブロースターとして25名のみが試合に出場可能。 9月に40人枠に拡大する。ロースターに登録される事=メジャー契約となる。 大物など複数年メジャー契約している選手はロースター入りを保証されているので、空いている枠が少なく、 マイナーの選手はその少ない枠に挑戦するしかないので、非常に狭き門となっている。ドジャースとマイナー契約した中村選手は、 どうやらその仕組みを知らなかったようで・・・オープン戦で実績を挙げたのにメジャーに上がれないのはどういう訳じゃと怒り狂っていたが・・ ・メジャー契約でなかったのだから、空き枠がないのにそれは無理な話。ちなみに現時点でも40人ロースターにも登録されていないので、 9月にメジャーに上がれる可能性も低いかもしれない。

9月に試合に出場可能な40人枠に拡大されると若手がメジャーに上がってくるが、次の年の25人に残る可能性は非常に低い。 この事から、9月に上がってくる選手を「一杯のコーヒー」と言うらしい。コーヒーを一杯飲むくらい短い期間しか居ないと言う表現、 ケビンコスナーの野球映画での1シーンにも確かその台詞があったと思う。

25人枠で8月一杯まで試合を乗り切るのは・・・・これがかなりきつい。過密日程の上に引分けがない試合制度。投手が約11名、 捕手は最低2名は必要だから、野手が12名しかいない。先発ピッチャーが平均5~6回しか持たない現状では、リリーフがフル回転。 野手も代打で使えば底が尽きる。実際ピッチャーが居なくなった延長戦でサスペンド再試合になったりすることもある。 控えで遊んでいる選手などは皆無に近い。だから戦力外と思われる成績の良くない選手は登録解除となる(トレード、マイナー行き、自由契約)。 ホワイトソックスで昨年クローザーで活躍した高津選手も今年は奮わなく、あえなく戦力外通告を受けてしまった。 MLBの場合あくまでビジネスと捉えているので、来年まで待つと言うような悠長なことはしない(長期契約の大物は除く)。

ノンウェーバのトレードが可能な期限が7月一杯・・・DeadLineと言うらしい。ポストシーズン(プレーオフ、 リーグチャンピョンシップ、ワールドシリーズ)に出場可能なトレード期限が8月一杯(ウェーバー方式)。選手の移動が激しいし、 大物選手のトレードもある。あまりに選手の移動が激しいので、翌年は全く別のチームになったように感じる場合もある。 これじゃあチームに愛着も沸かないだろう。ペナントレースを面白くする仕組みではあるが、 反面ファンは付いていけない弊害もあると言えるのかも。

(注)上記説明は曖昧な記憶に基づく話なのでも(^_^;)
間違っていたら・・・<(_ _)>

2005年07月14日

MLB 野球英語2

MLBのオールスターゲームが日本時間13日午前に終了しました。日本人ではイチローしか選出されませんでしたが、 1安打2打点を稼ぎましたが、MVPまでは届きませんでした。前日のホームラン競争は固辞して出なかったイチローですが、 出てれば優勝したかもしれないのに・・・・ちょっと惜しい。

ところでMLBのオールスター戦のページで

Miggy's mojo motivates AL in Motown
http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/news/gameday_recap.jsp?ymd=20050712&content_id=1128477&vkey=recap&fext=.jsp&c_id=mlb

というタイトルの記事が・・・・英語圏の人でも野球を知らないと意味が分からないかも。「AL」はAmerican League の略。

「Motown」はモータウンで、車の町かな?今年のオールスターゲーム開催地はデトロイトだったので、車生産工場の町だから・・・ と思う。

「Miggy」は(^_^;) Miguel Tejada (ミゲール・テハーダ)の愛称。O's の主力打者で昨年松井秀喜選手がホームラン競争を固辞した代わり(なんで出なかったのじゃ)に出場して優勝。O's は Baltimore Orioles の略(ものすごい略)。

「mojo」は・・・色々な意味がありすぎで分からん(T-T)しかし、シアトルでは SODO MOJO(ソードー・モージョー) という言葉が有名とか。SODO は South of Downtown の略で、シアトルマリナーズの本拠地球場のセーフコ・ フィールドのある地区を指す。MOJO にはマジックという意味もあり、SODO 地区で魔法のような力を発揮するというような意味になるようで、シアトルマリナーズ応援のフレーズとしてよく使われるそうです。

で結局意味としては・・・・モータウンで「ミゲール・テハーダ」の魔法のような力によりALを勝利へ・・・こんな感じでしょうか? 略語が多いです。なおミゲール・テハーダはオールスターのMVPでした。

慣れないと記事タイトルでは意味が分かりません(ーー;)

略と言うか愛称というか、カーズ(セントルイスカージナルスの略)では選手の愛称に「プ」を付けるのが流行っているそうな。 何故チーム内の話を知っているかと言えば・・・カーズの一員になっている田口莊 (かつて日本プロ野球オリックスでイチローを外野コンビだった)が自身のWEBサイトに日記を書いているからです。

エースピッチャーのカーペンターは「カープ」(広島かあ)、主砲のプーホルスは「プープ」(屁の音か)、走る好打者サンダースは 「サップ」(ボブサップかあ)、それゆえに田口莊は「ソープ」・・・あまりにも悲しい愛称です。

これを松井秀喜に適応したら「ヒデプ」となっちゃう・・・北斗の拳?

ちなみに井口資仁はイグチーでは発音が面倒なのか「グッチー」です。
ブランド品名だけまだマシかな(ーー;)

2005年07月12日

Small Baseball

野球を数理統計的に解析しようとする学問「セイバーメトリクス」というものがあります。 このセイバーメトリクス理論の権威者の統計学者アルバートは「メジャーリーグの数理科学」(J.アルバート&J.ベネット共著) という著書を出しており、色々な状況下で得点できる可能性を数値化し、どの戦略がより効果的か、 どの攻撃方法がより高い得点を生み出すのか等を示しています(という事らしいです・・・まだ本を入手おりませんから)。

http://www.springer-tokyo.co.jp/content/isbn4-431-71016-7.html

例えば、この理論から、こういう戦略が推測されます。3-4とかの僅差の試合の終盤では、ノーアウトでランナーが出塁したばあい、 そのランナーの盗塁成功率が85%とかの高い率があり、盗塁数も多い選手ならば・・・・迷う事無く2塁に盗塁させる・・・・ そうすると得点率がかなり上昇する。リスクを計算に入れても、盗塁成功率が非常に高い場合は、行うべきという事です。

実際年間試合数がMLBでは162試合もある訳ですから、僅差の試合をいかに勝利に結びつけるかが優勝への近道になります。 ホームランバッターがわんさか居るチームにはそういう細かい野球は必要ないかもしれませんが、そういうチームは大勝もするが、大負けもする・ ・・大味な試合運びで、意外と勝率が上がらない事になったりします(日本のどこかの球団のように・・・泣)。 それでもホームランをボコボコ撃って優勝できる・・・そういう事もありますが、確率的には低くなります。

ホームランバッターを揃えると大変お金が掛ります(花形バッターは長距離砲が多く、年俸も滅茶苦茶高い・・・A. ロッドなどは年俸27億円前後)。お金を掛けたのに何故優勝できない・・・**のオーナーは良く仰いますが、 効率の良い戦略が実行できる選手を集めたのかどうか、是非分析してから仰って欲しい(汗)。

お金を掛けないで効率の良い戦略運びが出来る選手を集めたのが、今年のホワイトソックスでしょう。「Small Baseball」・ ・・日本語で言う機動野球でしょうか?昨年大砲を放出し(ホームランは多くても、それでしか点が取れなかった反省から)、 走れる盗塁王ポセドニックを獲得、守備が上手く・野球を熟知・犠打でも右打ちでもなんでも出来る井口を獲得、 ブルペンピッチャーと抑えのクローザーを獲得。MLBでは珍しいこの戦略が成功して、アメリカンリーグ中部地区を独走。「Big」 でなくても「Samll」でも勝てることを証明しつつあります(10月1日にならないと証明した事にはなりませんが)。

逆にICHIROのいるシアトルマリナーズは、せっかく走って高打率を誇るリードオフマンがいるのに・・・・ キーになる2番バッターが・・・見当たりません。補強した大砲も空砲が目立つので、完全に最下位に定着しそうな感じです。 マリナーズは結構投資はしているのですが、GM(ゼネラルマネージャー)の戦略分析がお粗末だったのか、期待した選手が働かないのか・・・ 今年はなかなか勝てません。

さて、セイバーメトリクスを専門とするシンクタンクとして「ベースボール・プロスペクタス」(BP)というのがあります。 BPは個々の選手の「未来」の活躍を予想するコンピュータ・システム「PECOTA」を開発して、2003年から、毎年、シーズン前に 「活躍予報」を発表しています。非常に厚い冊子になってます(テレビ放映で見た記憶が・・・)。日本人選手を調べてみると・・・

松井(秀)  打率 .287(.320)  ホームラン 23本
イチロー  打率 .311(.311) ホームラン 9本

大塚   防御率 2.61(2.89)
大家  防御率 3.96(3.62)
石井  防御率 5.04(5.57)

()内は今年7月11日現在の成績

当たらずとも遠からず、いや投手はかなり近い数字かも。「セイバーメトリクス」・・・取り入れる球団が増えているそうです。

2005年07月05日

MLB 野球英語

MLB(メジャーリーグベースボール)のWEBページを眺めるようになって数年。英語は苦手でも、何とか情報を得ようと必死に& かなりアバウトに読んでます(笑)。なかなか100%理解するのは至難の技です。独特の表現があったり、略語があったり。

頭がボケない程度に、時々色々と調べてはおりますが・・・・そこで簡単そうで分かりにくい例を2、3あげてみます。

■Walk Off Home Run

サヨナラホームランの意味。これを打たれた投手は、うなだれてピッチャーマウンドからトボトボと立ち去る(Walk Off ) から来ていると思われます。ネットで調べたら、1988年のワールドシリーズ(球団 LosAngeles Dodgers 対 Oakland Athletics )で A's(Athletics の略)のピッチャー Dennis Eckersley が Dodgers の Kirk Gibson にサヨナラホームランを打たれた時に最初に使用されたと記されております。他に、Game Winning Homer、Game Ending Homer などがあります。比較的新しい表現だったのですね。

■次にMLB試合結果のヘッドラインから

Abreu, Phils pound Pirates in rout
http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/news/gameday_recap.jsp?ymd=20050704&content_id=1115542&vkey=recap&fext=.jsp&c_id=mlb

12:1の試合結果だったので何となく感じは分かりますが(^_^;)正確にはどう言う意味なのか・・・・

「rout」という単語は、相手に圧勝するという意味があり、この単語の語源は「ruptus」という「壊す」 という意味のラテン語から来ているようです。「pound」は激しくたたくことで「猛攻撃を続ける」の意味。Abreu は Pils (球団 Philadelphia Phillies の略)の外野手で強打者、Pirates は 球団 Pittsburgh Pirates。

で(^_^;)、訳としては・・・・

アブレウ、フィリーズ 猛攻撃でパイレーツに圧勝

・・・という感じになるのでしょうか。

■Boone designated for assignment
http://seattle.mariners.mlb.com/NASApp/mlb/news/article.jsp?ymd=20050703&content_id=1113710&vkey=news_sea&fext=.jsp&c_id=sea

「assignment」には色々な意味があるようです。宿題、割当、印を押す、譲渡・・・。「designate」は指名・ 指定する、明確に示すなど。実際にMLBで使われる意味は、マイナー行きの通告かあるいは退団の意味、解雇と言われたも同然らしい。 「refused the assignment」は通告を拒否するケースで、この場合、選手は自動的にフリーエージェントとなる。 「released」はずばり解雇。MLB場合、契約がなかなか複雑なようで、多くの場合専門の代理人が介在している。契約更改・異動・ 登録・入退団などを一括して「Transaction」と言うらしい・・・なかなか理解するのが難しいです。毎年7月にトレードとか移動、 解雇などが多くニュースで話題になるのですが、それは7月31日までがノンウェーバーのトレード期限だから・・・この辺の話はまたいつか。

で(^_^;)、上記の文章の意味は・・・

マリナーズ ブーン選手に解雇を通告

・・・と。強打者でゴールデングラブ賞もとった有名な3世代メジャーリーガーファミリーですが、年齢には勝てないようです。 古くからマリナーズに居るレギュラー選手はイチローだけになっちいました。日本のプロ野球と違い、あちらは移動が激しいです。

2005年06月30日

休まないNYの松井秀喜

NYの松井は4月開幕後しばらくして大スランプに陥っていた。花粉症から体調を崩した事が原因のようだが、鼻水タラタラ、 目が霞んで球が良く見えなかったらしい。普通なら休養も十分有り得るところだが、 1600試合以上の連続出場記録保持者ゆえのプライドからか、休む事は眼中になかったようだ。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/05season/players/matsui/photo/pict/050516_01.html

これがスランプを長期化してしまった遠因ともいえるが、それだけではなかったと愚考していた。何試合か衛星放送で観戦したが、 体の軸の前方向へのブレ(ゴルフで言うところのスエー)と、それに伴う右脚の開きがあったと思う。 素人目にそうと分かるくらいだから監督コーチも分かっていたと思うが、向こうでは大物選手にはあまり細かい指導はしないようだ。 引っ掛けてゴロが非常に多かったのと、三振が多く四球が少ない大味なバッターになっていた。 NY入団時のゴロキングの再現かと他人事ながら心配していたが、運が悪いのか良いのか分からないが、守備で脚を捻挫してから、 右足をかばうような姿勢で、軸がブレない右の壁が出来、好調に転じた。まだ完全に絶好調とは言えない状況のようだが、 一時の2割そこそこのゴロキングは脱したと思われる。

MLBの場合半年間で162試合、全米各地とカナダ・トロントへのロードもあるし、休日は月4日あるかないか。 休みを取らないと非常にハードな仕事になってしまう。鉄人記録を目指すのも立派だとは思うが、生活習慣の違う異国では休むべきかもしれない。

現時点での松井の構えを見ると、バッターボックスの最後方、ラインギリギリに立っているが、 ボールを見極めるためなのかどうかは知らないが、これだとアウトコース外に沈む球が打てない。 ストライクゾーンから外に流れ落ちてボールになってしまうから。実際ほとんどの投手が、ほとんどの投球をそこに投げている。 いわゆる松井の穴なのか?ここに良い球が決まれば、ほとんどヒットを打てない。この辺りが今後の鍵になるのかなあ?

2005年06月24日

悪食喰いのICHIRO

野茂がMLB(メジャーリーグ野球)に移籍して以来、MLBの試合を見る機会が増えた(その代わりプロ野球はほとんど見なくなったが) 。衛星放送のMLB中継はなかなか見る時間帯が合わなくて少ない回数しか見ていないが、ハイライトは良く見るし、 MLBのホームページは普段から愛読中。年間8000円ちょっとをMLB.TVに支払えば、ほぼ全試合の録画が見れるのだが、 残念ながらクレジットカードしか受け付けないから断念している(カード情報が漏洩なんて考えられるから)。

http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/index.jsp

昨年はイチロー選手が年間安打数の記録を更新したが、今年は3割前後の打率で止まっている。原因ははっきり言って悪球打ちに尽きる。 ワンバウンドの球をヒットにするくらいクレイジーだから、手が届く限りどんなボールでも打てるのだろうが、長い期間眺めると、 やはりボールは打てない確率が低い。ボテボテのゴロで内野安打も、守備形態がイチローシフトになってきてので少なくなった。

意外なのは、ど真ん中付近の速球・・・ファールかポッポフライが圧倒的に多くなった。同僚の長谷川が言ったそうだが 「イチローを抑えるなら、スピードボールのど真ん中のストライク」、すばり当たりかも(笑)。

哲学者のような理解不能で難解な解説は要らないから、クリーンなヒットを打って、シンプルなインタビューの応答を期待する。 四球もヒットも同じ塁に出る事には違いない訳だから、試合に勝つ野球をしようね(^_^;)