たかさんのウリマク高原便り 第163号
 
  ぼくたちが「木霊が聞こえる草原」と呼ぶ処に久しぶりに行ってきました。家の玄関前からスノウシュウをはいて白い畑を横切って進みました。落葉松の林も抜けてハルニレ三姉妹(3本のハルニレの木が寄り添うように生えているのです)のところで止まって振り返ります。そのままぐるっと景色を眺めてなだらかな丘の美しさにうっとりするのもこの場所です。

 風雪にさらされた姥百合(うばゆり)が白くなって立っています。これも昨年小さな芽が土の中から出てるのを見つけてずっと観察してきたなじみの野性です。割れたさやの中をのぞくと冬の風に飛ばされなかった羽をつけた種がまだいくつか残っていました。

 たかさんのフットパスと名付けた小道はまだまだ白くスノウシュウが必要です。時々小さな崖に登っては尻すべりを楽しみます。木立にぶつからないように方向を時々変えてね。

 林に入れば背負いかごはすぐに小枝で一杯になります。焚き付けを頂くのです。一杯になれば柏の二股になった幹の間に雪にぬれないように背負いかごをはさんで僕達は先に進みます。

 急に開けてヌプカウシヌプリが目に飛び込んでくるのが「木霊が聞こえる草原」のポイント。見える山の説明看板を控えめにいつか立ててたかさんのフットパスウオーカーたちと感動を共有したいね。「木霊が聞こえる草原」は早春にもまだまだしばらく雪原でしょう。林に囲まれたこの場所がいつまでもこのままの環境でいて欲しいね。小さな草原はNさんのもの。いつかNさんに許してもらってこの草原のまわりでいいから乗馬をしたいね、と密かに思っています。

 ぼくたちは持ち主が農家の人に聞いてもわからない「S」と名付けた林でキツネの巣を探しているGuyとLadyを呼び戻してゆっくり家路につきました。もちろん背負いかごはわすれませんでしたよ。


P.S こんなに雪があっても去年と野鳥がやってくる日がほとんど変わりません。キジバトの初認が去年も4月11日でした。もうじきノビタキたちがやってくるよ。

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  自然の中でのびのびと・・