たかさんのウリマク高原便り 第136号
 
  「僕が青空だよ」って自己紹介しているような青い空が広がっています。君に昨日の夜の夜空君を紹介したかったね。ものすごい数の星がキラキラ輝いていたよ。

 久しぶりに「思惟の森」に行って来ました。思惟の森は鹿追町の地図に載っている名前ではありません。わたしがかってに名付けて探索を楽しんでる場所です。

 軽トラックの「太郎ちゃん」に助手席にはLiz、荷台にはペットドッグのGuyとLadyを乗せて出かけました。シカリベツ川にかかる橋を渡る頃からGuyとLadyはそわそわしてもうここでいいから降ろしてくれと言い始めます。

 牧草の丘の上に大きな楡の木がみえたら車をとめて丘とは反対側の「思惟の森」に降りていきます。散策路があるわけではなく、もちろん階段とかもありません。葉が落ちて明るくなった森の中を足場を確かめながら歩くのです。車をとめたところから10m程下を小川が流れています。丘と丘の間、幅50mほどの森の中を大きく蛇行しながら流れる水の流れです。透き通った水がキラキラ輝いて浅瀬や淵を通っていきます。大きな石は見当たりません。川底には細かい砂や小石が並んでいます。

 倒木を踏んで小川を渡りまるで誰かが枯れた夏草をきれいに並べたようなところによじ登ります。その向こうに大きな牧草の丘が広がっています。牧柵を越えて僕達は思惟の森に沿って歩きます。マユミの紫がかった赤色の実が広げた枝にぶら下がっています。夏の間ここに放たれて大きく育った若牛たちは10月末にはそれぞれの牧場に返されました。半年の間もう彼女達に出会うこともありません。

 湿った場所を避けるように向きを変えて丘に登れば枯れた薊が所々で風に吹かれています。長い毛がついた薊の種を風に飛ばして遊びましょう。いくつかはほんとに遠くまで飛んでいきます。

 ミズナラが10本ほど生えた丘の上に出て根元に背を持たれ休めばGuyとLadyが駆け上がってきます。連続した丘の先にヌプカウシが大きく佇んでいます。冬にはそりで遊ぶ丘を僕達は今遠く眼下に見える「太郎ちゃん」の白い色を目標にして下ります。

 さっきとばした薊はどこにいったかな。

     

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  自然の中でのびのびと・・