| たかさんのウリマク高原便り 第101号 |
神戸からウリマクに移住して10年になるHさんは林業の仕事をしています。営林署の仕事などで毎日山や森に入って木の伐採をしています。冬には腰まで埋まる深い雪の中を2kmほども歩いて入る現場もあるそうです。夏には暑さでかなり身体にはきつい仕事ですが、きのこや山葡萄などのおみやげも山からたっぷりいただいてるそうです。50代半ばのHさんですが5年程前にはログハウスを自力で立てる夢を描いてカナダに1年近くその勉強に行って来た経験もあります。奥さんも神戸の人ですがある雪の日に除雪をしているところを見かけ「大変だね!」と声をかけると「これが楽しいの!」と返事が返ってきました。ウリマク高原で生まれて育った人たちから見ると理解できない返事でしたね。きっと。
そのHさんがウリマク高原の唐松林で仕事仲間達と雑木を伐採した現場があります。雑木の中には柏の木もあるということです。そのまま現場に放置し腐らせるということです。欲しかったら持っていきなよといってくれたのでその林を見にいってきました。乳牛農家のTさんの牧場から300mほどのところです。まだ雪が残っている落葉松の林の中に入っていくと遠くにM牧場の牛舎が見下ろせる小高い丘だと気が付きました。然別湖につながる道路を走る車がゴマ粒のように見えます。だれにも会わずに独りできこりの真似をするにはうって付けの場所です。
林の中で切られた雑木や間伐された樹はそれこそ昔だったらみんなが拾って林床もきれいだったでしょう。今では それを私みたいにありがたがる人間は希少です。
今年の夏は家にいなければ林の中にいます。チェインソーのご機嫌が悪くならないように手入れも良くして薪をたくさんたくさんたくさん作ろう。 (11891)
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